体幹トレーニングは必要ない!
先日のブログ【ダイエットに必要なのは炭水化物!】が今のダイエットの常識と違う!!とのお声をいただいたので、今回も常識とは違う、体幹トレーニングは必要ないとする、当店の考えをお話ししたいと思います。
テレビ・雑誌・トレーニングジムなどで、体幹を鍛えることが大事だとを言われていますが、果たして本当なのでしょうか・・・
また、体が硬いのに体を動かさないでキープする運動って不思議に思いませんか?
普段、体を動かさないから運動するのに、なぜ体を動かさない運動をするのでしょうか・・・
辛い体幹トレーニングをしなくても、より健康になってもらえたらと思います。
体幹は固めてはいけません
なぜ体幹トレーニングは必要ないのか?
それは、スポーツジムやテレビ、本で見かける体幹トレーニングは固めることを目的としているからです。
なぜ固めてはいけないのか。
- 緩んでいるから力がでる
- 硬いところは怪我をする
- 下半身からの力を上半身に、または逆の下半身に連動させるには動きが必要
- バランスを取るには揺れることが必要
緩んでいるから力が出る
筋肉は力を出すときは0%か100%なんです。
ですので、力を出すときは、力を出したい筋肉は0%の状態。つまり緩んでいないといけません。
ちなみに、筋肉は多くの繊維が束になったものなので、50%の力を出すという表現はある筋肉の動員される繊維の割合のことを言っています。
体幹も他の筋肉もそうなんですが、多くの方が行なっている体を固める運動ではなく、力を抜く→動く→力を抜くを繰り返す運動が必要です。
硬いところは怪我をする
皆さんは、怪我したときや何処かが痛いとき、体が硬いからだと思いますよね?
それはある意味では正解になります。
そうすると、体を固めて行う体幹トレーニングでは体は柔らかくならないので、ぎっくり腰など怪我をするリスクが高まります。
また、すでに腰痛などに悩まされている方は、体幹トレーニングでは改善しないかもしれません。
痛みの出る原因として
- 動いていない
- 動きすぎている
が挙げられます。
特に腰痛や肩こりの方は背骨が動いていませんので、動いていない背骨を動けるようにしてあげなければいけません。
では、動きすぎている場合は固めたほうがいいと思いますよね??
しかし、視点を変えると、動いていない箇所があるので、その動きをカバーするために、または、動きが偏ってしまうので動きすぎていることも考えられます。
やはり、この場合も動いていない箇所を動けるようにしてあげなければいけません。
力を連動させるには動きが必要
スポーツ動作では、「下半身の力を上半身に伝える」と言われます。
ですので、下半身から上半身を繋いでいるのは体幹になりますので、そこが固まっていれば力はストップしてしまいます。
力やエネルギーは目に見えないものですが、それを伝えるには流れや振動が必要なことは想像できるかと思います。
昔作った、糸電話ですね。
となると、スポーツをする上でも体幹は柔らかく動く必要があります。
バランスをとるには揺れが必要
バランストレーニングも含めて、体を固めてキープする体幹トレーニングは、グラグラすることを防止するために行う場合があります。
しかし、グラグラするから、バランスが悪いから固めるというのは強引な考えです。
重心の移動ができないためフラフラしていることも考えられますので、力任せに固めるのではなく、重心が移動できるようにしなければなりません。
重心が前後左右にバランスを取るように移動するには植物の枝や葉が風で揺れるように体にも揺れが必要になります。
まとめ
ここまで「体幹トレーニングをする必要がない理由」を4つの点からご説明しましたが、体幹トレーニングに限らず、筋力トレーニングなどトレーニングは体を固める・硬くすることばかりです。
現代は体を動かすことが少なくなっているため、体が硬くなっているにも関わらずです。
ヨガのインストラクターさんや新体操の選手みたいな柔軟性が必要なのではなく、筋肉が緩んでいてい、ご自身の体を柔らかく動かせられることが必要です。
ぜひとも、このブログを見てくださった方は、少し考え方を変え、まずは体を緩ませること・柔らかく動かすことをしてください。
健康的な体を目指すなら
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