体の痛みは筋肉量が原因か?
腰痛、肩痛、膝痛、股関節痛に悩まされている方はたくさんいます。
その症状を改善するために、まずは病院やマッサージ、整体に通います。
そこで、筋肉量が足りないからですと言われ自宅やスポーツジムで筋トレを始めます。
しかし、改善されないので運動では改善されないと思いマッサージや整体院を転々とする。
それでも改善されなくお悩みな方は多くいるのではないでしょうか・・・
なぜ改善されないのでしょうか??
それは、筋肉量不足が直接の原因ではないからです。
本日は、なぜ筋肉量不足が原因ではないのか、何が原因なのかを説明したいと思います。
1.筋肉量が直接の原因ではない
加齢とともに筋肉量は低下します。
しかし、それが原因で痛みが出るというのは本当なのでしょうか?
筋骨隆々のアスリートや高齢の方より筋肉がたくさんある若い人にも腰痛など痛みを抱えてる人はいます。
また、普段は運動をすることはない、体の細い方でも痛みのない方はいます。
となると、筋肉量が直接の問題ではないと思いませんか?
2.何が原因なのか
一般の方の痛みの原因として
- 運動不足
- 不良姿勢
- 動作不良
- 力み
が挙げられます。
2−1.運動不足
人の体は動くためにできているので、座った生活が多い、体を動かすことが少ないと、人が本来持っている筋肉・関節の機能が失われ、体に過剰な負担がかかり痛みとして現れます。
運動不足で筋肉量も減りますが、機能が失われる場所があることが問題です。
2−2.不良姿勢
姿勢不良があると圧迫されるように力が働き体全体に負担がかかってしまいます。
すると弱いところが耐えられなくなり痛みとして現れます。
そのことから、腰が痛いから腰に原因があるとは言えません。
姿勢を維持する筋肉量が足りないのではなく、余計に力がかかりすぎているところがあったり、立ち姿勢や座り姿勢に偏りがあるため姿勢不良になると考えられます。
2−3.動作不良
歩く、しゃがむ、腕を挙げる、手を伸ばす、またスポーツを行う際に、間違った体の動かし方をすれば、その動かしている箇所や間違えた動かし方によって他の場所が代償してしまい痛みとして現れます。
ここで筋肉量が足りないからと筋トレしても動きが悪ければ痛みは改善されませんし、動きを改善するトレーニングをしていないので動きの改善もされません。
2−4.力み
当店が最も注意していることが力みながらの動きです。
多くの方が筋トレやスポーツで力んで動いています。
本人は力を入れていないつもりでも、余分に力が入っていることがあり、当店で行う運動にスクワットがありますが、ほとんどの方が足(特に指)・股関節・腰に力を入れながら行っています。
この余分な力が体のどこかを緊張させ痛みとして現れます。
また、ある箇所が緊張すれば全体的に動作がスムーズに行えないので、他の所にも影響を及ぼします。
3.まとめ
本日は、痛みの原因を4つご案内しましたが、筋肉量が少ないからと言う理由は多くの方に当てはまりません。
筋トレで筋肉量が増えるのは3ヶ月以上かかります。
しかも、週に2、3日行ってです。
そして、筋トレでのきつい思いは脳にとっては不快なので体は良くなりません。
力みなく気持ちよく体を動かしてください。
そのほうが、痛みも改善しますし、自然と筋肉量も増えます。
体の痛みには整体とパーソナルトレーニング
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