運動不足は筋内脂肪を増やす！

こんにちは、茅ヶ崎のパーソナルジム8cLabの本間です。

突然ですが、筋内脂肪ってご存知ですか？
文字通り筋肉の中にできる脂肪のことなのですが、痩せている人にもできてしまう脂肪なんです！

この筋内脂肪を減らすことこそ健康的に痩せるダイエット法と言え、筋内脂肪を増やさない・無い状態ことこそ健康的なカラダと言えます。

筋内脂肪とは

みなさんご存知の皮下脂肪と内臓脂肪に加え、第3の脂肪と呼ばれる異所性脂肪があります。

この異所性脂肪とは肝臓や筋肉に過剰に蓄積された脂肪で、筋肉内に蓄積された脂肪を筋内脂肪と呼びます。

筋内脂肪には筋細胞外脂肪と筋細胞内脂肪の２つがあり、筋細胞外脂肪は筋肉の繊維と繊維の間にできる脂肪で、霜降り肉のサシのようなものです。

筋細胞内脂肪は筋繊維の中にある脂肪で、運動する人にはたくさんあり、すぐにエネルギーとして使われる脂肪です。
しかし、脂肪は脂肪ですので運動不足だとエネルギーとして使われにくくなり肥大してしまいます。

筋細胞内脂肪は全ての人に存在しエネルギー源として使われる必要なものですので、ここからは痩せている人にも太っている人にも増え、カラダに悪影響のある筋細胞外脂肪について説明していきます。

筋細胞外脂肪が蓄積する原因

筋細胞外脂肪は繊維間脂肪細胞とも言われるのですが、なぜこの細胞が生まれるのかを説明いたします。

全ての人の骨格筋の中に筋細胞（筋繊維）を生み出す筋衛生細胞と繊維間脂肪細胞を生み出す間葉系前駆細胞があります。

筋衛生細胞が生み出した筋細胞は間葉系前駆細胞が脂肪細胞を生み出すことを止めているため、通常は脂肪細胞は生まれません。

間葉系前駆細胞はダイエットの敵のような感じですが、この細胞は筋衛生細胞が働いている時は、筋細胞が生まれるのを手助けしてくれる有難い存在です。

筋細胞が生まれないから脂肪細胞が生まれるので、筋細胞外脂肪が蓄積する原因は運動不足ということになります。

男性は年齢に伴い蓄積されますが、女性は年齢に関係なく蓄積されるため、若くて痩せていても運動不足であれば注意が必要です。

筋細胞外脂肪の影響

筋内脂肪の一つである筋細胞外脂肪が蓄積すると、カラダに悪い影響を与えます。

たるみの原因

筋繊維の間に脂肪がついてしまうと、筋肉の収縮力（筋力）が低下するため皮膚や脂肪を引っ張ることができなくなるため、たれてしまいます。

インスリン抵抗性を引き起こす

インスリン抵抗性とはインスリンの効きが悪くなることを意味します。
血糖値が正常に戻ることができなくなるため、糖尿病や高血圧、脂質異常症などの生活習慣病の発症につながります。

運動機能の低下

筋力低下はたるみの原因だけではなく、素早く動けなくなる、腹筋ができなくなる、疲れやすくなるなど、カラダを動かす機能にも影響を与えます。

筋内脂肪が蓄積されると、筋肉の質が悪くなるということになります。

老化や運動不足により筋肉量の低下になり、さらに運動機能も低下するので注意が必要です。

筋内脂肪を減らす方法、増やさない方法

筋内脂肪を減らす方法、増やさない方法は筋衛生細胞を働かせなければいけないので、運動しかありません！

また、直接的ではありませんが、糖質制限ダイエットのような過度なダイエットはせず、糖質もタンパク質も野菜もお腹具合で食べ筋肉を作れる環境に整えることも大切です。

どんな運動がいいのか

筋内脂肪を減らすのなら、ウェイトトレーニングのようなハードな運動ではなく、自体重の筋トレや少し息の上がる速度のウォーキングの方が減少効果があります。

オススメは、普段動かさない所に脂肪が増えるので、自体重の筋トレでスクワット、腕立て伏せ、腹筋運動、柔軟体操など普段行わない動きを行って下さい。

増やさない方法も同じく普段行わない動きをメインとした自体重の筋トレ、柔軟体操、ヨガなど色々な動きや運動を行って下さい。

まとめ

今回は筋内脂肪である筋細胞外脂肪についてお話しさせていただきました。

この脂肪が蓄積されるとカラダに悪い影響があるので、健康のために増やさないことが大切です。

ダイエットは運動１割・食事９割と食事に重点を置いているダイエット法がありますが、痩せたとしても運動量が少なければ、または使われていないところがあれば、筋内脂肪が増えてしまいます。

ですので、やはり運動も大切です！

我々、動物である人は運動も食事も睡眠も全て同じように大切です。

よく動いて、お腹具合で食べて、よく寝ましょう！

茅ヶ崎のパーソナルトレーニングジム
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