皮膚の調整で痛みを改善
腰痛、股関節痛、膝痛、肩痛などカラダの痛みでお悩みの方に必見!!
痛みの改善には皮膚の調整です。
痛いところの皮膚を調整すと痛みが取れるのではなく、皮膚を調整し運動を行うことで、結果として痛みの改善が期待できます。
本日は、なぜ皮膚の調整なのか?なぜ結果として痛みが改善するのかについてお話しします。
皮膚も運動する
カラダを動かす時には皮膚も筋膜・筋肉・関節と同じように動いています。
ですので、この皮膚の動きが悪くなればカラダも動きにくくなると言えます。
そして、ここはとても重要なのですが、皮膚に上から圧迫するような熱をかけると動きが悪くなります。
つまり、マッサージなどの刺激は皮膚にとっては不快な刺激になります。
カラダは面から皮膚→筋膜→筋肉→関節となっていますので、触ることができるのは皮膚だけになります。
関節は動かすことができますが触れません。
皮膚を調整すれば筋膜にも筋肉にも関節にも良い影響を与えることができます。
皮膚調整の目的
皮膚を調整する目的
1,関節可動域の拡大および制限
引用:福井勉「皮膚テーピング」
2,筋活動の足痛および抑制
3,姿勢制御
4,歩行などの動作改善
5,関節の安定
6,疼痛緩和
カラダの痛みには何かしらの影響があるので、この1〜5の目的を達成することができれば、6の疼痛緩和が可能になります。
例えば、カラダを動かしにくい所や筋肉が働きにくい所を変化できれば、偏った使い方や筋肉の不均衡を改善できるので痛みが緩和されることになります。
痛いところを摩る、揉むといったことで軽減することもありますが、根本的な改善にはなっていません。
皮膚の調整方法
当店で使用している皮膚の調整テクニックは2つあります。
- 皮膚を手で動かす
- 皮膚にテーピングを貼る
下記は実際に左膝の周辺にテーピングを貼った状態です。
右膝と比べると全然違います。
皮膚にテーピングを貼ることで、膝が曲がるようになるため関節に負担をかけることは無くなり、また、筋肉がいつも以上に頑張る必要がなくなるため容易に運動を行えることになります。
そのことで痛みが軽減されるかもしれませんが、まだしなければいならないことがあります。
皮膚を調整した後に
皮膚を調整した後が大事です。
カラダは変化が嫌いですので、元に戻ろうとします。
人それぞれ動き方に特徴があり、動きの癖を直すことは容易ではありませんよね?
それは、皮膚・筋膜・筋肉・関節は今までの状態を記憶しているからです。
その記憶を変えるには、カラダが整い動きやすくなった、均等になった状態である、本来の自然なカラダにしてから、運動を行ったり姿勢を変えるとカラダがゆっくりと覚えてくれます。
今まで膝が痛くて10段階中5までしか曲げることができなかったのが、皮膚の調整で6曲がるようになったら、6まで曲げれるんだよとカラダに教えてあげます。
また、屈むときに股関節がうまく曲げれずに腰ばかり曲げていたけど、調整後に股関節が曲がるようになったら股関節も腰も両方使って屈むんだよと教えてあげます。
その結果、痛みが改善されます。
強度は必要ありませんし、急なカラダの変化もありません。
今まで過ごしてきたカラダですので、丁寧さと時間は必要です。
皮膚は全身で1枚なのと、関節の動きは隣の関節にも連動しますので、少しのカラダの変化で痛みは改善されると思われます。
まとめ
本日は皮膚の調整が、なぜカラダの痛みに影響を与えるのかをご紹介しました。
世間では、筋肉や筋膜を緩めよう、リンパの流れをよくしようと言われますが、皮膚を緩めることでも解決できます。
また、優しい刺激で変化できるのでカラダにはストレスがなく、他の方法より変化しやすいと考えられます。
次回、皮膚テーピング以外の調整方法についてご案内したいと思います。
カラダの痛みには皮膚調整と運動療法
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