正しいスクワットしてますか?
スクワットは、ダイエットにも腰痛改善や予防にも筋力向上にも行われる筋力トレーニングです。
ネットでは、腹筋を100回行うよりスクワット1回行った方がカロリーが消費するなんてことも言われているほどです。
大げさな例えですので、信じないでください。
実際、腹筋100回行った方が疲れますので・・・
スクワットを下半身のマシンで行うとなると6種目行わないといけません。また、スクワットなら体幹のトレーニングにもなります。
なので、スクワットは「キングオブトレーニング」と呼ばれています。
当店では、腰痛などの検査にも使いますし、ダイエットにもパーソナルトレーニングにも必須種目です。
そこで本日は正しいスクワットをご案内します。
しかし、スクワットの方法なんてネットで検索すればたくさん出てきます。
しかし、本当に正しいスクワットをご案内しているかが微妙なんです。いや、正しいんですが、大事なところが抜けていることが多いので、そこを付け加えてご案内します。
正しいスクワット
よく紹介されているスクワットの方法は、
- お尻を突き出すように股関節を動かしてしゃがむ
- 膝がつま先から出ないようにしゃがむ
- 背中が丸まらないように反りながらしゃがむ
- 膝とつま先は同じ方向を向く
などが紹介されています。
もちろん正しいスクワットには必要なことをご紹介しています。
ですが、上記の方法は人の動く法則から少しズレていますので、繰り返していると股関節や腰を悪くします。
では、順番にご説明します。
足首を曲げてから動き出す
足首を曲げることがスタートになります。
ですが、多くの方はお尻を突き出すという注意点を気にしすぎるあまり、お尻を突き出すことからスタートしています。
そのため、足首周りが硬くなり股関節ばかりに負担がかかってしまうため股関節の痛みに繋がります。
足首は一番下にある関節なので、そこを曲げれば膝と股関節も自然と曲がりまし、それに、自然の法則では、上から曲がるより下から曲がった方がより曲がります。
足首を曲げるとは、人差し指の方向にすねを動かすように膝を曲げます。結果的に膝はつま先と同じ方向に曲がります。
そこで、膝がつま先から出ないところまで軽く足首を曲げてください。
お尻を真下に下ろす
次にお尻を真下に下ろします。
ここで、股関節を意識しますので少しお尻を突き出す感じになるのですが、お尻を突き出しすぎると体が前傾し過ぎてしまい股関節と腰に負担をかけてしまいます。
足首を曲げた時の膝の位置が変わらないよう(前後に移動しないように)お尻を下ろします。
背中を丸めない
お尻を下ろす時に股関節が使えない人は、背中が丸まってしまう場合があります。
この場合は、お尻を突き出すこと、そして、浅くていいので突き出したまましゃがむことを意識しましょう。
お尻を下ろし太ももが床と平行になるぐらいになると、骨盤が動き腰が丸まるのが自然なので、それにつられて背中も丸まってしまう場合もあります。
また、お尻を下ろすことを意識し過ぎても背中が丸まりすぎることがあります。
この場合は、体(肋骨)を前方に突き出します。
背中を丸めない=背中を反るではありません。
背中を反って行うと、腹筋の力は抜けてしまい腰に負担がかかりますし、深くしゃがむことができないか後ろに倒れてしまいます。
体が前傾してる状態で反るとは上に力を使ってるので、下に行きたいのに、体を反って上に力を使うのは不自然になります。
真上に上がる
下げたいところまで下げたら軽く地面を押し真上に上がります。
この時、体を起こすのが早いと腰を反り後方に立ち上がり、膝を伸ばすのが早いと上体が前につんのめってしまいますので、体全体が真上に上がるようにします。
意識するポイントとして、お尻・胸・頭から上がると言われますが、ご自身でしっくりくるポイントがありますので、何度か繰り返しやりやすいポイントを見つけてください。
体を起こすのが早い方は胸や顔から、膝を伸ばすのが早い方はお尻から上げてもいいかもしれません。
まとめ
今回、ご紹介したスクワットの方法は、伝え方が違うだけでインターネットや本で紹介されていることと変わりません。
しかし、この伝え方が違うだけで股関節や腰に負担を掛けるスクワットになってしまいます。
スクワットは運動としてもとても重要なものですし、体を正しく操れているかということにもとても重要なものになります。
『ダイエットにスクワット』『体づくりにスクワット』『腰痛予防にスクワット』『膝・股関節痛にスクワット』
ぜひ、正しいスクワット身につけ定期的に行ってください。
茅ヶ崎のパーソナルトレーニングジム
8cLabで
正しいスクワット習得