痩せるには筋肉を増やす?
こんにちは、パーソナルトレーナーの本間です。
「痩せるには筋肉をつけないといけない!」と思っていませんか?
筋肉がつくと代謝が上がって痩せるんじゃないの?
筋肉がつけば基礎代謝が上がることは確かだけど、痩せるために筋肉をつける必要があるかと言われれば別なんだ…
本日のブログを読んで、きついトレーニングをしなくても痩せるんだと気づいてもらえたら嬉しいです。
※筋トレや筋肉量が必要ないという話ではありません。
なぜ筋肉が増えると痩せるのか?
基礎代謝の22%を筋肉が占めていて、筋肉1kg当たりエネルギー代謝量は1日13kcalあるため、ダイエットする際、筋肉を増やしましょうと言われます。
筋肉は基礎代謝の22%ですが、筋肉が増えて割合が変わるということはあり得ませんので、単純に筋肉1kg増やしたら基礎代謝が13kcal増えることにはなりません。
筋肉を増やせば、筋肉に送る血液や栄養が必要になるため、内臓の代謝も上がるので、全体の基礎代謝が上がります。
筋肉1kg増えたら100kcal増えることもあります。
これは、ダイエットしたい方にとっては嬉しい誤算です!
筋肉をつけるのは簡単か?
ここまで聞くと、基礎代謝を上げるために、筋肉をつけた方がいいと思いますよね?
しかし、筋肉をつけるのは簡単ではありません。
きつめの筋トレを週に2、3日を3ヶ月以上する必要があります。
しかも、その筋肉量を維持するにはトレーニングの継続が必要です。
カロリーを多くとることで脂肪は増えるのと同じで、筋肉を増やすのにもカロリー(栄養)が今まで以上に必要なため、筋肉をつけるには、糖質とタンパク質の食べる量を増やしてオーバーカロリーにする必要があります。
ここで問題なのが、痩せるためにはアンダーカロリーにする必要があります。
アンダーカロリーだと筋肉増えないし、
オーバーカロリーだと痩せないってことになる…
そう!
なので、筋肉をつけながら痩せる方法は、無理があると言えます。
しかも、ハードなトレーニングを行ってる割には結果が出ないのは、とても残念なことです。
カラダを動かしましょう
ハードな筋トレで痩せた方はいらっしゃいます。
その方の多くは、筋肉がついたことで痩せたのではなく、ハードなトレーニングは消費カロリーが多いためアンダーカロリーになり、痩せたことになります。
脂肪が減れば、その分の必要な摂取カロリーも減るため、筋肉がついて代謝が上がりますが、体重が減れば基礎代謝も減りますので、大幅な増加ではありません。
痩せるために筋肉をつけることは効率が悪いと思いませんか?
そもそも、痩せる=筋肉をつけるではなく、痩せる=脂肪を減らすになります。
痩せるために何をすればいいの?
簡単なことではないけど、まめにカラダを動かす!
痩せるためにはアンダーカロリーにする必要がありますので、摂取カロリーを減らすこと、消費カロリーを増やすことが必要になります。
なので、たまには立って作業をする、筋トレをする、ウォーキングをする、スポーツをするなど、カラダを動かし座っている時間を減らしましょう!
そのうち筋肉も増え基礎代謝も上がり、太りにくいカラダになります。
まとめ
筋肉が少ないから太ったと思っている方が多くいらっしゃいますが、そんなことはありません。
摂取カロリーと消費カロリーのバランスが悪いため太ったのです。
痩せるためには、ハードな筋トレは不要です。
痩せるためにも、太らないためにも、気持ちよくカラダを動かして下さい。
カラダを動かす一つの方法として筋トレを行なってみて下さい。
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