ゴルフに必要なカラダの歪み
みなさん、カラダに歪みが無い方がいいのではと思いますよね?
もちろん歪みはない方がいいのですが、日常生活でもスポーツ動作でも機能的な歪みがあります。
当店は、トレーニングの前に整体で歪みを取り除きますが、カラダ全体を真っ直ぐに調整するのではなく、歪んで動きの悪くなった背骨や骨盤を調整することで自然とカラダ全体の歪みが整ってくれます。
痛みや力が入りにくいなどの不調がある場合を除いて、歪み全てが悪いわけではなく、ゴルフのパフォーマンスに良い影響を与える歪みと悪い影響を与える歪みがあり、その方に合った歪みでないとパフォーマンスだけではなく怪我をする可能性もあります。
そこで本日は、
- なぜ歪みがあってもいいのか?
- なぜゴルフにおいて歪みは必要なのか?
- なぜ歪みは良くないのか?
をご案内します。
歪みがあってもいいの?
右利き・左利きがあるため歪みますが、それは利き手や利き足側を使いやすいように歪んでいるため、必要なことになります。
右利きの人は普段から左脚を軸にし右手・右脚を使用し、左利きの人は右脚を軸に左手・左脚を使用しています。
例えば(右利き)
- 電車の改札を通る時は左脚を前に右手でタッチ
- 下の物を取る時は左脚を前に右手で物を取る
- 自転車に乗る時は左脚を軸に右脚でまたぐ
などなどあります。
ちなみに私は生まれが左利きだったのですが、先生など何かを教えてくれる人が右利きだったため、真似をすることで多くのことが右利きになってしまいましたが、教えられたことのないことは左を使うので、改札を通る時は左手でタッチをしていました…
スムーズに通れないなと感じ、「改札は右利き用にできているんだ!」と気づき、右手に持ち直して通るようになったらスムーズに通れるようになりました。
余談になってしまいましたが、このように右利きには右利きなりの、左利きには左利きなりの歪みが存在し、スムーズに生活を行うために歪みはあってもいいものになります。
ゴルフに必要な歪みとは?
次はゴルフの歪みについてご案内します。
※右利きの場合でお話ししますので、左利きの方は逆になります。
ゴルフは片側のスポーツになります。
バックスイングがあるため両側に動くことが必要になりますが、最も必要な動きはボールを打つためのダウンスイング〜フォロースルーになります。
フォロースルーはボールを飛ばすために必要ないかもしれませんが、怪我をしないために必要な動きです。
ゴルフは左に捻る動きが必要なのは言うまでもないですが、捻るためには左脚に体重が乗せられること、左股関節を支点に骨盤が左に移動と回転すること、左膝はO脚になること、左足の親指側が離れないように足首が内側に倒れることができないといけません。
もっと細かく言うと、右の骨盤は前傾と開くこと、左の骨盤は後継と閉じること、仙骨が左に捻ることなどなどあります。
またフォロースルー時は右腕は内側に捻ること、左の腕は外に捻ることができないといけません。
上記の動きができるように歪んでいると動きはスムーズに行えることになります。
無理に歪ませる必要はありません。
でも機能的な歪みは必要で、どこかに痛みや不調がないのであればパフォーマンスを考えると歪んでても問題ないと言うことです。
なぜ歪みは良くないのか?
歪みは良いと言ってるのに「なぜ良くないのか?って話になるのはなぜ?」って感じですよね…
右利きの人と左利きの人の歪みは逆になります。
と言うことは、右利きの人が左利きの人の歪みになっていたら、バックスイングは良いけどダウンスイング〜フォロースルーはイマイチってことになる恐れがありますし、パフォーマンスが上がらないだけではなく非機能的な歪みなので怪我に繋がります。
逆転している方は結構いらっしゃいます。
また、右利きの歪みが強すぎて逆の動き(左利きの人が得意な動き)が全然できなく左右差がありすぎるのは、片側に動きすぎるためカラダが流れてしまいパフォーマンスが低下してしまう、左右差があるため使い過ぎて負担がかかってしまうところがあり怪我に繋がります。
そして、一番厄介なのが、補正ができていないパターンです。
それはどういうのかと言うと、右利きパターンの歪みは左側の骨盤が高く、右肩が上がっているまたは肩は平行なのですが、骨盤は左側が上がっているのに右肩が下がっていて、骨盤と肩までの間の背骨で左の骨盤が上がっているのを補正できていない状態です。
このパターンはどっちの動きも上手くいきませんし、本来補正してくれるはずなのに補正できないと言うことはどこかが機能していない、どこかが動き過ぎていることになるので、怪我のリスクが高くなるので早急に対処が必要です。
機能的な歪みチェック
ここまで良い影響を与える歪みと悪い影響を与える歪みをご説明してきましたが、歪みについてもう一点。
全ての背骨と骨盤が正常に動くことが機能的な歪みになり、見た目は機能的な歪みと同じだけど背骨のどこか一つでも固まっていたら、それは非機能的な歪みになりますので調整は必要です。
この歪みは専門的に調べないとわからないので割愛させていただきますが、多くの方はこの歪みはありますので専門家に見てもらうことをお勧めします。
では機能的な歪みになっているかを立った状態でチェックしていきましょう。
※右利きの方のチェックになるので左利きの方は逆にしてください
- 右に体重が乗っている
- 骨盤を左右に動かしてみて右に体重が乗りやすい
- 骨盤が右の方が高い
- 肩が左の方が高い
- 上半身が左にずれている
上記の項目に一つでも当てはまる場合、非機能的な歪みとなっています。
急に非機能的な歪みチェックをしてしまいすみません。
こちらの方がわかりやすくて…
機能的な歪みの場合は
- 左に体重が乗っている
- 骨盤を左右に動かしてみて左に体重が乗りやすい
- 骨盤が左の方が高い
- 肩が右の方が高いor平行
- 上半身が右にずれているor真ん中
上記が全て当てはまっていたら機能的な歪みになります。
まとめ
チェック項目はどんな感じでしたか?
ここで注意して欲しいのですが、背骨や骨盤のどこかが歪んでいる、またはそういうカラダの使い方をしているのが原因なので、わざと機能的な歪みにしようとすると余計にカラダはおかしなことになります。
今回は改善方法をご案内しなかったのは背骨や骨盤の歪みは自力では改善することができないからです。
なので、非機能的に歪んでいた方は専門家にご相談してください。
すぐにパフォーマンスに影響を与えることは有ませんが、徐々に結果は出るはずです。
また、いつまでもゴルフを続けていけるカラダを作りましょう。
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