テニスで膝が痛くなる原因はこれ!
こんにちは、パーソナルトレーナーの本間です。
「テニス後に膝が痛くなる」「膝が痛くて思うようにテニスができない」と悩んでいませんか?
本日は、膝が痛くなる方のプレーの特徴から、なぜ膝が痛くなるのかをご案内いたします。
カラダの動かし方に原因があるんだね?
そうなんだけど、そもそも正しい動きと思っている動きが正しくないんだ。
巷で正しい打ち方と言われている打ち方は、実は正しい打ち方ではありません。
正しく打てていないからではなく、テニススクールなどで教わる打ち方自体がカラダに負担をかける動きのために、痛くなる方がいるのです。
どっちの脚を使って打つの?
間違った打ち方の1つ目を説明します。
スクエアスタンスで打つ場合、みなさんはどちらの脚を軸足にして打っていますか?
右利きの方は左脚、左利きの方は右脚ではないでしょうか?
右利きの場合(左利きは逆になります)、体重を右から左へ移動させて打っている方が多く見られます。
また、そうテニスコーチに習ったとかもしれません。
動画で確認しましょう。
このように、打った後に右足が1歩前に出ていませんか?
これが間違いなんです!
「後ろにある脚で打ち、前側の脚は打つ側の肩や肘を守るためのフォロースルに使わられる」が正解です。
ジョコビッチ選手の写真を見てください。
スクエアスタンスのフィニッシュの写真ですが、左脚より前に出ていません。
右脚で打っているから左脚より前に出ないということになります。
回転力で打つの?
間違った打ち方の2つ目です。
テニス、ゴルフ、野球は回転力で打つのが正しいでしょうか?
答えは「ノー」です!
正解は「後ろに引いて前に押し出す」です。
でも、回転しているように見えるよ?
ここが皆さんが勘違いをしてしまう所なんです。
手を前の方に遠く伸ばしてみて下さい。
カラダが回転しましたね?
手を前に伸ばしただけなのにカラダが回転されました。
手を後ろに引いても同じです。
回転動作がメインではなく、ラケットを後ろに引いて前に押し出すことがメインになります。
人のカラダは何か動作する時は直線動作だけではなく、回転動作がプラスされますので、回転を意識する必要はありません。
もちろんカラダの連動ができていない場合、回転を意識させることもありますが、回転動作単体をするのではなく、腕や脚を使い回転動作を促すことが大切になります。
なせ膝に負担がかかるのか?
なぜ、先ほどのカラダの使い方が膝に負担をかけるのか。
答えは「摩擦」です。
前側の脚で打つのも、回転して打つのもどちらも地面と足の裏に回転による摩擦力がかかります。
この摩擦力を吸収しているのが「膝」です。
フィギュアスケートのように滑る氷の上で回転しているのではないので、この摩擦により膝や股関節は捻りの動きが伴います。
膝は捻りに弱い関節です。
なので、先ほど説明した2つの悪い動きをしていれば、膝が痛くなります。
後ろ足で打っていたとしても回転して打っていれば、膝に捻りのストレスがかかるため痛くなります。
※他の記事で詳しくご説明します。
まとめ
テニスをしていてどこかが痛いのであれば、カラダの使い方が悪いと言えます。
病院や整体・マッサージに通っても、サポーターを巻いても、改善されることは難しいです。
同じ打ち方をしているのに痛くならない人もいます。
その場合、見た目が似ているだけか、捻ることのできる股関節で吸収しているのかもしれません。
しかし、痛みが出ている以上、動きを改善しない限り痛みも改善はしませんので、先ほどの動きをしているなと思われましたら、打ち方を変えてみましょう。
とは言っても、打ち方を変えるのは難しいですね…
そんな方は、カラダの動かし方指導をしてくれるパーソナルジムに通うのがオススメです!
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