産後に気をつけてほしい姿勢
産後に姿勢が悪くなるママさんは多いよね。
そうだよね。
妊娠中の姿勢と、赤ちゃんを抱っこする姿勢に原因あるんだ。
本日は、産後になりやすい姿勢とその原因、改善方法をご案内します。
産後になりやすい姿勢
産後になりやすい姿勢です。
肩と股関節(脚の付け根)の赤い丸の位置が真っ直ぐにない状態です。
多くの方がこのような姿勢になっていて、この姿勢は骨盤の前方移動と呼ばれます。
骨盤が前方に移動すると
- 腰が反る
- 顔が前に出る
- ヒップダウンする
- ポッコリお腹になる
- バストダウンする
見た目だけではなく、腰が反れば腰痛に、顔が前に出れば肩こりや肩の痛みに繋がります。
骨盤が前に移動する理由
骨盤の前方移動の原因は、
- 妊娠中の姿勢
- 赤ちゃんを抱っこする姿勢
妊娠中は赤ちゃんがお腹の中にいて重心が前に移動するため、バランスを取るのに骨盤を前方に移動させます。
この姿勢は自然に起こることなので改善することはできません。
この姿勢に慣れてしまっているので、産後も多くの方が妊娠中の姿勢のままになっています。
さらに追い打ちをかけるように、赤ちゃんを抱っこする姿勢も骨盤を前方に移動させた妊娠中と同じ姿勢を取ってしまいます。
骨盤の上に赤ちゃんを乗せるように抱っこするのは楽かもですが、この姿勢を改善しなければなりません。
この赤ちゃんを抱っこする姿勢を正しい姿勢で行えば姿勢は改善され、その後も正しい姿勢でいられるはずです。
抱っこをすれば重心が前に移動されるので、骨盤を正しい位置にすることは意識が必要ですが、おんぶなら重心が後ろに移動されるので姿勢が取りやすいので、抱っこよりおんぶの方がオススメです。。
姿勢を改善する
姿勢が崩れる原因は、ご自身でその姿勢を取っているからなので、改善するには普段から姿勢を気にすることしかありません。
筋力不足で姿勢が崩れることはありませんので、筋力トレーニングをして筋肉量を増やしても効果はありませんが、正しい姿勢を意識してトレーニングをすれば少しは期待ができます。
しかし、トレーニングは60分程度を週に数回行うだけですので、日常生活で姿勢を気にしなければ改善するには難しいです。
写真の赤い矢印方向に姿勢が崩れていますので、青い矢印の方向にカラダを動かします。
ここで注意点としまして、維持ができないほど大きく動かさないでください。
動かすのは1センチでも十分ですので、維持ができるぐらい移動させてください。
何かに持たれるように背中を反るタイプと、骨盤を前に移動させるタイプがありますので、矢印が2つあります。
その方がどちらのタイプかを判断するには、少し難しいので、背中か骨盤を動かしてみて意識しやすい方、または維持しやすい方を選んでください。
こちらは正しい立ち方になります。
肩と股関節の赤い丸の位置は真っ直ぐになります。
まとめ
妊娠をすることで知らないうちに姿勢が変化しています。
そして、赤ちゃんは重いため、ついつい姿勢を崩して抱っこをしてしまいます。
産後はまめに姿勢を気にして、赤ちゃんを抱っこする時はいつも以上に姿勢を気にしてください。
正しい姿勢の方が力が入るので抱っこしても疲れにくくなるはずです。
また、おんぶは見た目に人気がないのが残念ですが、ご自身の姿勢のためにも、おんぶも取り入れてもらえたらなと思います。
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